支援職

支援職

小久保克俊

2017年入社

Career Message-04

些細な日常の中の出来事でも利用者様にとっては特別に嬉しい瞬間があり、何年もそのことを覚えていてくれて「あの時はありがとう!」と言ってくれる方がいます。何年経っても変わらない、実感のこもった、この「ありがとう!」の声を聞くたびに、今の仕事のやりがいを実感します。

私たちは日々、心を尽くす、心を砕く、繊細な配慮をする、というスタンスで利用者様の日常生活を支えています。時間はかかりますが、私たちの「こころ」は少しずつ確実に利用者様の「こころ」にも届きます。じんわりと、じっくりと届きます。最近気づいたことがあります。それは、いつのまにか私のこころは豊かになり、それが自身の成長の源にもなっているということ。利用者とのこころの距離を縮めるアプローチが、私の成長を促してくれたのです。これは嬉しい気づきでしたね。

また、同時期に自分の家族からも「逞しくなり、成長したね。仕事のお陰?」と言われ、はっとしました。少々照れくさかったのですが、「こころの距離を縮めるアプローチのお陰です」と伝え、エピソードストーリーなども披露しながら、初めて家族と深い仕事の話をしました。そして語り終わった時に私のこころを満たしたのは「誇らしさ」でした。

利用者様それぞれとの関係づくり、そしてご家族との信頼関係づくりのプロセスが、やりがいになっています。

Q.入社理由は何ですか?

学生時代に見学に来た時の印象が、強く心に残りました。特に楽しそうに笑顔で仕事をしているスタッフの方々の表情が脳裏に焼きつき、その後、いろいろな施設を見学しましたが、最終的に悠トピアの好印象を超えるところはなく、ここしかない!という決断に至りました。また、緑豊かな落ち着いた環境、そして同業の中では給与が高めで、職員を大切にするという姿勢も、入社へのポイントでした。

Q.現在の仕事は?

利用者様の日々の着替え、食事、入浴などの日常生活動作のサポートや個々の特性に合わせた作業のフォローを行なっています。また、ご家族との連携も大切な仕事で、特にコロナ禍においては、直接の面会ができない分、電話での密なコミュニケーションを行いました。さらには季節ごとのイベントや休日プログラムなどを考え、実施することも私たちの仕事の一環です。

Q.仕事のやりがいは?

利用者様それぞれとの関係づくり、そしてご家族との信頼関係づくりのプロセスが、やりがいになっています。例えば私の支援に対して、少しずつ心を開いてくれたり、いつもと違う表情を見せてくれたり、満面の笑顔で応えてくれたり・・・等々、些細な変化さえも嬉しく、着実に絆が芽生え、深まっていくことが喜びになっています。あるいはご家族から感謝の言葉をいただいたり、上司や先輩からも労いの励ましをいただいたりするケースも多く、それが日々のモチベーションにもなっています。

日常的にやりがいを感じられる素敵な職業である福祉キャリアのことを、自らの経験を踏まえて発信していくことにも注力したい。

Q.働く場としての魅力は何ですか?

スタッフ間の仲の良さ、話しやすさ、相談しやすさがあり、日々安心して働けることです。また、スタッフ間で、支援ノウハウや支援スタイルの共有もしており、課題に直面しても必ず解決への答えが見つかるのも、私の心の支えになっています。利用者様やご家族はもちろん、職員を大切にするという姿勢も本物で、悠トピアがあらゆる面で私たちの働きやすさを考え、それらを具現化する努力を続けていることも大きな魅力です。

Q.仕事ポリシーやスタイルは?

利用者様が日々楽しく過ごせるよう、居心地の良い雰囲気づくりを心がけています。個人的には背が高く、声が低いので、怖がられないよう視線や声色には特に気をつけています(笑)。利用者様にアプローチする際は、まずその人が「何を考えているのか」「どんな想いを抱いているのか」を察して、その上でこころとこころが近づく、ゆったりペースで接するようにしています。

Q.今後の目標は?

発信力を発揮することです。まずは後輩からの相談に対して的確なアドバイスができる支援員になりたいと思います。また、行政的なことを踏まえての福祉資源についてわからないことも多いので、今後は福祉業界全体を俯瞰する視座をもち、資格取得も含めて、体系的な勉強をしていきたい。さらには「日常的にやりがいを感じられる素敵な職業である福祉キャリア」のことを、自らの経験を踏まえて発信していくことにも注力したいと考えています。

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