利用者様一人ひとりに“信頼関係づくりをめぐるストーリー”があり、どのストーリーもそれぞれ私にとっては宝物です。例えば新人の頃、私のことを無視する利用者様がいたのですが、先輩からのアドバイスを受けながら、その方が好きな野球や歌を学んでコミュニケーションをとるなど、めげずに根気強く寄り添っていたら、ある日「監督」というニックネームをつけてもらう間柄に。ニックネームをつけてもらえるのは珍しいと聞き、嬉しく関係性が積み上がったことのやりがいを今でも糧にしています。
また、周囲の音や動きに反応して落ち着きがなくなり、作業に集中できなかった利用者様に対しては、作業に集中できるような工夫をしました。例えば周囲の刺激を抑えるためにパーティションで囲ったり、寄り添って作業手順を提示したりするうちに、やがてスタッフや作業に意識が向き、作業に専念できる状態へ。利用者様の状態が落ち着いていくとともに今まで行ってきた支援が実ったことを実感でき、とても嬉しかったです。
その他にも私自身が「心動かされた」「胸がいっぱいになった」「思わず泣けた」「思わず微笑んだ」「胸に迫った」「感動した」・・・幾つものストーリーが胸に刻まれています。これからも数々のストーリーを積み重ねていくと思うと、今からワクワクします。